top of page

痙性斜頸 鍼灸治療と効果

執筆者の写真: shirouchishirouchi

50代男性


前回ご紹介した患者様

今年の1月からご来院いただき、現在週2回ペースで通院されている。

効果は、結構早い段階から出てきたが、

かなり首の緊張が取れてきて、痙性が出にくくなってきている。

通院前は、勝手に首が右に向いてしまい

自分の手で押さえながら何とか左に顔を向けていたが、現在は手を使わずとも向ける様になってきた。しかも通常の状態で真っ直ぐ向いていれる。まだ対人や緊張、寒さなどで痙性が出やすいが、以前と比べるとかなり良くなっている。 

ストレスからお酒の量も増えていたが、現在は気をつける様にしており、鍼の効果もあって軟便下痢だった便が普通便になってきて、冷えも緩解してきている。


中医学では、局所だけでなく全身を診ることにより、症状を改善に導く。

以前、肝脾不和の状態であると弁証して

中医学的なツボの選択や西洋医学的な頚部のアプローチにより良い効果へと導いていると思う。


この様に、難しい病気もご本人の諦めない気持ちと、普段とは角度を変えた視点での中医学としての治療が良い結果を導いているため、

ご紹介した。また更に改善する事を望みます。



 
 
 

Commentaires


bottom of page