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痛覚変調性疼痛(非定型歯痛・非定型顔面痛・舌痛)の鍼灸治療

執筆者の写真: shirouchishirouchi

非定型歯痛、舌痛20年、非定型顔面痛5年、

原因不明の慢性的に痛みに悩まされて、夜も痛みで眠れない。

中医学における痛みの一つの原因は、不通則痛(通じざれば、すなわち痛む)という意味で、

痛みの原因は、経絡の滞りにあると考えます。

顔面部は、主に陽明経絡が多く、口周りには陽明胃経や足太陰脾経が通じています。

胃経と脾経は、表裏関係で繋がっており、お互いに陰と陽で協調しています。

また痛みから夜も眠れず心神を病み顔に力も出ず食欲も低下します。また心は舌にも通じています。そのため心経絡のツボも使います。



顔面部に必要なツボ何ヶ所かと、

足三里、太衝、内庭、大白、合谷、曲池など


太白穴は、ゆっくり深く施入し、手で鍼を操作します。途中から患者様が乾いていた口に唾液が出てきた。と教えてくれます。

この日の鍼灸治療後は、3日間痛みも治まり夜も眠れたご様子です。


今回は、経絡弁証にて治療を行いました。

中医学においては、様々な身体の診かたがあります。舌や脈、お身体全体を見て判断して治療いたします。



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