22才 男性
5月27日 自宅で昼寝をして、肌着で探していた。夜20時頃入浴後、5分くらい経過した時に急に右顔面が全く動かない状態になってしまい、頭痛や耳の痛みを感じた。
実際に来院したのは6月7日で10日経過していた。ご本人病院には行ってなかったが、
幸いにも症状は改善傾向にあった。症状をみると、右目をしっかり閉じれない。
右の頬と口角から下にかけて麻痺の感覚が残って違和感がある。
発症した日は、雨が降り肌寒い日だった。
自宅にて肌着1枚で過ごしていて、風邪寒邪(ウイルス感染)によるものと思われる。
中医学的診断にて、
まず風寒の邪を取り除くため、風地、風府、大椎、外関などのツボを選択し灸頭針をする。
顔は主に陽明経が通り、四白、地蒼、下関、頭維などとる。他太陽穴、翳風穴、百会なども取る。全身治療を行い、2日置きペースで3回治療すると、麻痺も正常に戻ったため、治療を終了とした。
本人の若さもあり、回復力には驚いたが、早く改善できてよかった症例である。
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