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執筆者の写真shirouchi

下肢静脈瘤による痛み治療

更新日:2024年9月28日

30代男性 

飲食業にて、5月より忙しく休みもなく働いており、仕事も常に立ちっぱなしのため、1ヶ月前より下肢に静脈瘤ができて最近痛みが強くなってきて辛いため来院。


仕事の合間で来られたため、できる限り痛みを取る治療を行う。


静脈瘤の場所は、膝内側部と下腿腓腹筋内側の筋膨隆部。腓腹筋の方はそこまで痛みはないが、膝内側部に圧痛がある。


解剖学的には、大伏在静脈の吻合部、内側上膝静脈吻合部である。

大伏在静脈は足背静脈に始まり、下腿内側を通り大腿静脈に終わる。

静脈瘤を避けて周りに体幹(中心)に向け横刺で鍼を刺入する。また大腿静脈は少し深層のため直刺で刺入する。


中医学においては、腎の臓は水主と言われており水との関わりが深く、循環器とも繋がりは深い。

また、中医学における五行論での五労では、

腎は立に相当し、人は立ち続けていると、腎を損傷するとある。

つまり立ち仕事も限度を超えると腎を損傷してしまうのだ。

そのため、腎の臓の原穴である太渓というツボを選び、足の三陰が交わる三陰交というツボもとる。また足三里、陰陵泉、三陰交と一緒にとる事で利湿効果(水分の流れを良くする)もあり、循環をよくする。


また手の方に、合谷というツボをとることで、気の巡りを更によくする。


この様なツボを選択して、電気パルスにて

20分置鍼する。


治療終わると鍼の怠さは残るも、幸いにも圧痛は取れていた。応急的な処置であったが、この後仕事に戻り忙しいらしく大変だ。

無理しない様にしてくださいね。



9月28日

治療から数日経過して、

その後の様子を伺うと、鍼灸治療後はもう痛みなく快適に仕事をしているという。

また現在妊活中のため、今度は子宝鍼灸をお願いしたいとの事。頼って頂いて有難いことです。

当院では、男性不妊、女性不妊共に鍼灸治療も可能です。いつでもご相談ください。


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早稲田はりきゅう院


当院では、東洋医学・中医学に基づいた鍼灸治療を提供します。

中医学の治療では、舌や脈も確認して全身の状態を診て治療します。お辛い病気や症状の原因は、お辛い病気や症状の原因は、全身を治療する事で改善する事が多々あります!

難しい病気やなかなか治らない辛い症状も一度ご相談ください。


【場所】

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8分



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