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執筆者の写真shirouchi

パーキンソン病 鍼灸治療

76才 女性

パーキンソン病を患って6年。

姿勢異常、足が出しずらいなど歩行能力の低下、手の震え、足の浮腫み、眼精疲労等様々な症状から自宅での転倒も増えてきました。

この病気は、大脳基底核の障害により、運動機能調節が障害され、自律神経系にも影響を及ぼします。

先ずはお辛い肩の痛み症状に対して治療です!

それに加えて全身治療として中医学による自律神経系を含めた全身を整える治療を行います。


中医学的診察

実脈有力、舌燥やや黄膩苔

舌や脈初見から、内熱や痰湿が伺える。

背部は特に肝兪の張りが強い。


頭のツボや肝胆の経絡、脾胃の経絡のツボを使い治療する事で筋肉の過緊張をほぐします。

施術後は、肩の痛みも楽になって、足の浮腫みも施術直後から効果が分かるほど引いた。

この病気は身体の前面の緊張が強くなるため、

身体の前面の屈筋群を支配する陽明胃経を使います。それとと合わせて、脾経を使う事で、胃腸を整えて浮腫みも改善。上に上がる熱を下に降ろすよう足の末端のツボも使います。


治療後は、眼👀もぱっちり!スッキリで、

施術直後から浮腫みが引いてきて、肩の痛みも軽減しました。


鍼灸と合わせて、リハビリをすることで日常生活動作の質が上がります。

週一回鍼灸やっておりますが、体調も良くリハビリの意欲もあり気持ちも向上。

また次回もお待ちしてます♪





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